ダイコン「シリウス」の画面表示と機能をわかりやすく解説！〜ダイビング編〜

最小限のダイビング情報を表示してくれます。初めて自分のダイコンを持つダイバーでも必要最低限の情報を得られるディスプレイ。現在水深、潜水時間、無減圧時間、タンク残圧（トランスミッター使用時）が一目でわかります。水中では、右上ボタン短押しで現在水深の部分が、温度や最大水深に切り替わり、右下ボタン短押しでタンク残圧の部分が、TTR（Time To Reserveの略。ダイバーが設定した残圧（リザーブ）を残して、その水深に滞在できる時間）やガス消費量、酸素％、時刻、シリウスのバッテリー残量表示に切り替えることもできます。体内の窒素飽和量やタンク残圧、浮上速度は、画面を３分割する水平バーグラフに表示されるので、一目でダイバーが状況を把握できます。

もっとたくさんの情報を見たい方には、COMPLICATIONディスプレイがオススメです。現在水深、温度、最大水深、潜水時間、無限圧時間、タンク残圧、TTR、ストップウォッチ、窒素バーグラフ、浮上速度など、必要な情報が満載です！

右上ボタン短押しで現在水深の右横部分が、平均水深や使用ガスのMOD（Maximum Operating Depthの略。最大可能水深）、ディープストップ水深、TTS @+5（Time To Surface の略。減圧ダイビングにおいて必要な浮上時間。現在の水深でさらに5分経過した場合の、TTS＝水面まで浮上するために必要な時間）、シーリング（減圧ダイビングにおいて浮上してはいけない上限の水深）に切り替えられます。

ダイビング中に水深プロファイルを確認できる機能。どんな深度でどれだけ潜ったのか、一目でわかります。プロファイルはログブックにも記録さるので、ダイビング後に水深を振り返るのに最適ですね♪

ダイビング中に現在の組織飽和状態をグラフで表示します。自分の体がどのくらい窒素で飽和しているかを確認できるので、減圧症のリスクを減らすのに役立ちます。

ダイビング中でも必要な減圧停止の深度と時間を確認することが出来ます。安全なダイビングには欠かせない機能。

上段に現在の水深も表示されるデジタルコンパスです。コンパスが傾いていても使用できる傾斜補正コンパスなので、水中でも正確な方角を示してくれます。水中で方角に迷う心配がありません！

ダイビング中に特定の設定を変更できるメニューです。各種設定を簡単に変更できるので、ダイビング中でも柔軟に対応できますよ！

ダイバーが水面に浮上してSIRIUSがダイビングを終了するまでの時間です。初期値は3分間。3分間のカウントダウンが終了する前にもう一度水中に戻れば、潜水時間が停止したところから再開されます。カウントダウンの分数は変更可能です。

水面モードの3分間のカウントダウン終了後、データをログブックに記録します。脱飽和時間、飛行禁止時間、水面休息、CNS、現在のグラディエントファクター、最大水深、最低温度、潜水時間、終了タンク圧力などが表示されます！
必要な情報が一画面で見られるので便利です。