マーメイドスイムを始める前に知っておきたい!6つの注意事項とマナー

 近年、参加人口が増えつつあるマーメイドスイム。SSIにおけるマーメイドプログラムは4段階に分かれており、体験コースである「トライマーメイド」、マーメイドスイムをプールや限定水域で行う「マーメイド」、海で行う「オーシャンマーメイド」があるほか、マーメイドの優美な泳ぎ方やポージングを学ぶ「モデルマーメイド」があります。

今回は、これからマーメイドスイムに挑戦してみようと考えている方に向けて、マーメイドスイムを安全に楽しむための注意事項や守りたいマナー、6つのポイントをご紹介!

1. コース受講前の認識ギャップがある!? 

水中を優雅に泳ぐマーメイドスイム。動画や写真だけを見ると簡単に見えるかもしれません。しかし実際は、想像以上に奥が深く、マーメイドテールを身につけて泳ぐことは、たとえ水に慣れている方にとっても、チャレンジングなこと。SSIのマーメイドプログラムで安全に関する知識とスキル(実技)をしっかり学び、美しいマーメイドスイムに挑戦していきましょう!

2. 両足をまとめた状態でのスイムは練習必須! 

「1」でも述べたように、マーメイドテール着用により姿勢・バランス・浮力調整が難しく、パニックの誘因になることも自分のペースで泳ぎ方を練習して、両足をまとめた状態でのスイムに慣れていきましょう。ブランクを避けるため、半年に一度の水中練習を推奨しています。

3. これが一番危険!? 疲労・脱水・寒冷 

マーメイドスイムの練習に没頭しすぎると、あっという間に時間が経ってしまいます。長時間の水中滞在やテールの使用で疲労が蓄積し、足のこむら返りや脱水を招き、思わぬ事故を誘引する恐れも。監督者に、進行・時間・体調・水分補給を管理してもらい、積極的に休憩をとりましょう。また、テールは体格・泳力に合う硬さと重量を推奨!マーメイドインストラクターにアドバイスを求めるなどして、快適に楽しみましょう! 

4. 監督者・セーフティーダイバーは必須!

マーメイドショーや練習会にて、監督者またはセーフティダイバー(※)を配置しておらず、全員が同時にマーメイドとして水中に入るのは危険。マーメイドショーでは特に、演者の他に全体の安全確認・緊急時のレスキューに専念する人員を置きましょう。 

※セーフティーダイバー:マスク、スノーケル、フィンを身につけ、マーメイドの安全を確認し、緊急時にはすぐにレスキュー対応ができるダイバー 

5. 水質への配慮はマーメイドの必須マナー!  

ラメ・グリッター・壊れやすい小道具・色落ちするテールはプールや海には持ち込まないように。海の環境に悪影響を与えるものやプールの水質・設備を損なう恐れのあるオイル・濃いメイクも避けましょう!

6. 利用施設や他ダイバーへの配慮も忘れずに

マーメイドスイムで使用するプールは、スクーバダイビング用に設計された場所が多く、スクーバダイビングの講習を行っている場合もあります。施設スタッフやインストラクターの指示に従い、他の利用者への配慮をしながら場所を譲り合って利用しましょう!プールは混雑の少ない時間帯(例:夕方〜夜)を利用することも手段の一つ。 

いかがでしたでしょうか。ここでご紹介した注意事項やマナーを守って、美しいマーメイドを一緒に目指しましょう♪  

協力: Nagisa Mermaid Club(なぎさマーメイドクラブ)

関東を拠点に活動するマーメイド・パフォーマンスチームです。千葉みなと・ケーズハーバー内レストランの大型水槽で定期的にショーを行っており、2026年も公演が予定されています。公式SNSでも活動情報を発信しており、最新の出演動画はYouTubeで公開されています。公演の様子や今後の予定は、各SNSや案内ページをご確認ください。 

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