簡単・シンプル!コスパ最高の最新ダイブコンピュータ「PUCK LITE」の使い方をわかりやすく紹介

マレスの新作ダイブコンピュータ 「PUCK LITE」をご存知ですか?シンプルな機能と直感的に使えるワンボタンデザインで、ダイビングデビューやシンプルな機能を求めるダイバーにもぴったりな1台。シンプル設計ながら、必要な情報は大きく見やすく、ダイブコンピュータに必要な機能はすべて搭載した、コストパフォーマンスに優れたダイブコンピュータです。

今回は、ダイビングの流れに沿って、PUCK LITEの使い方や特徴を簡単かつ、わかりやすく、ご紹介していきます!

基本の操作はワンボタン!

操作は簡単!ボタンを短押し(ボタンを押してすぐ離す)と長押し(ボタンを1秒程度押したまま)するだけです。短押しは、メニューを進めたり、酸素濃度などの数値を入力する際に使用します。そして、長押しは設定を確定したり、メニューから抜ける際に使用します。手袋をしたままでも簡単に操作可能で、初心者でも迷わず使いこなせます。

潜水前の準備

陸上の基本画面では、情報が一目で視認しやすい 「三段表示」になっています。PUCK LITEの設定状況や現在時刻の確認が出来ます。

上段左:DEPTH (水深)※「- – . -m」になっているので、メートル法に設定されている
上段右:MOD(最大活動深度)※酸素中毒にならない限界の水深

中段:現在時刻

下段左:保守設定 ※ROは安全度標準
下段右:酸素濃度(FO2) ※21%=空気

酸素濃度(FO2)の設定

ダイビングの前には自分の使うシリンダーの酸素濃度(21%~50%)を設定します。
操作方法:メニュー→「SET」 → 「O2」→酸素濃度を入力。空気なら21%。

水の種類(WATER)の設定

PUCK LITEは、SALT(塩水)とFRESH(淡水)を選ぶことが出来ます。
操作方法:メニュー→「SET」 → 「WATER」 で確認。初期設定は 「SALT(塩水)」

測定単位(UNITS)の設定

PUCK LITEは、m / ℃ とfeet / ℉ を選ぶことが出来ます。
操作方法:メニュー→ 「SET」 → 「UNITS」 で確認。初期設定は 「メートル法(m/℃)」

ダイビング中の表示(潜降開始~)

水深1.2mで自動的にダイブモードになります。画面が消えていても自動で切り替わります。

上段左:現在水深
上段右:最大水深と水温(交互に表示)

中段中央:NO DECO(無減圧限界時間)
中段右:体内の窒素量(バーグラフ)

下段左:潜水時間
下段右:酸素濃度 ※21%=空気

ダイビング中は、水深や潜水時間だけでなく、中段の表示にも注目しましょう!潜水時間が長くなると、NO DECO(無限圧限界時間)は少なくなり、体内の窒素量を示すバーグラフが赤に向かって伸びていきます。NO DECOが0になったり、バーグラフが赤までいっぱいになると、減圧停止が必要になります。減圧症にならないために、減圧停止が必要ない範囲でのダイビングを心がけましょう。

★LEDバックライト搭載
PUCK LITEは明るいLEDバックライトを搭載しているので、太陽光が届きづらい深場でのダイビングやナイトダイビングでも画面をくっきり照らしてくれます。水中と陸上のどちらでも、ボタンを長押しすると使える機能です。

ダイビング中の表示(浮上開始)

中段左:浮上スピード(数字と矢印で表示)
中段右:安全停止(3分間)のカウントダウン

★浮上スピードを数字で教えてくれる
浮上スピードは、減圧症にならないために10m/分を超えないように。そのスピードの目安は、自分が吐いている一番小さな泡を追い越さないスピードと習った人も多いと思います。でも、実際のダイビングで一番小さな泡探している余裕はありません…。そこでPUCK LITEは、浮上を始めると、中段左に浮上スピードが数字と矢印で表示されます。これなら一目でスピードを確認できるので、安心。

浮上後(水面モード)

上段左:DESAT(脱飽和時間)
上段右:飛行機搭乗禁止時間

中段中央:現在時刻
中段右:体内の窒素量(バーグラフ)

下段左:水面休息時間
下段右:CNS 「クロック」 値

自動で前回の要約ログ(最大水深、最低温度、潜水時間、設定O2%) を表示

PUCK LITEは、浮上後3分経つとそのダイビングを終了し、ログに記録します。この画面での特徴は、水面休息時間も確認できること。水面休息は、最低限1時間30分取ることが減圧症にならないために有効と言われています。また体内の窒素量の変化をバーグラフで確認できる点も、ダイビングの安全性を高めてくれます。

反復潜水(続けてもう一本潜る)をするときは?

★ダイブプラン(PLAN)モード
ダイブプランモードは、いわゆるダイブテーブル(ダイブプラナー)がダイブコンピュータの中に入っているということ。ダイビング後は窒素が体内に溶け込んでいる状態なので、次のダイビングでの無減圧限界時間を教えてくれます。

最初の画面(時刻表示)から、 「PLAN」 長押しで無減圧限界時間を確認できます。短押しで3mずつ深度を変えて確認できます。

ダイビング後にできること

★Bluetooth搭載
MaresアプリやSSIアプリとワイヤレス接続することで、ダイブログデータを瞬時に転送できます。さらに時刻の自動設定や最新ファームウエアへのアップデートで新機能が使えるようになったり。

「Mares」のダウンロードはこちらから
▶︎iOSの方はこちら(Apple Store)
▶︎Androidの方はこちら(Google Play)

「MySSI 3.0」のダウンロードはこちらから
▶︎iOSの方はこちら(Apple Store)
▶︎Androidの方はこちら(Google Play)
▶︎ブラウザを使用する方はこちら

▶︎SSIアプリについて詳しくはこちら(ユーザー300万人!全ダイバー向け無料ダイビングアプリ「MySSI 3.0」【ログメモリー・生物検索・書類管理ほか】注目機能5選)

★電池交換は簡単!
ダイビング前後にはバッテリー残量を確認しよう!ディスプレイの左下に空のバッテリーアイコンが出たら、電池交換のサインです。

電池の持ちは約100ダイブ分!バッテリーは簡単に手に入るCR2450。PUCK LITEのバッテリーBoxは簡易防水になっているので、万が一水没した場合でも心配無用!もし水が入ってしまったら、すぐに電池を抜いて真水で洗って乾燥させます。

でも、バッテリー交換は慎重に!Oリングにはごみが付かないようにして、蓋の締めすぎには注意。不安な場合は専門店でやってもらいましょう。
※バッテリー交換は自己責任となります

その他スペック

ビュールマン ZH-L16C アルゴリズム搭載:減圧モデルの定番アルゴリズムを採用し、安全なダイビングプランニングをサポート。

ナイトロックス対応(21%〜50%):ナイトロックスダイビングにも対応。シンプルに使えるので初心者でも安心です。

ログメモリー(最大100ダイブ分):本体に100ダイブ分のログを保存可能。LOG統計は、これまでのダイビングでの最深水深、最低水温、合計潜水回数、合計潜水時間などの情報を記録。個別ログでは、潜水開始・終了時間、最大水深・平均水深、最低温度、潜水時間、水面休息時間、酸素濃度、保守設定まで細かく確認できます。

左:ダイビングLOG統計、右:個別

高解像度セグメントディスプレイ:800セグメントのチップオンガラスディスプレイで、情報が見やすく、ストレスフリーな視認性を実現!

大きな画面、くっきりした文字:幅広い年齢が使いやすいように、大画面で視認性を高める太文字&高コントラストディスプレイ。明るいLEDバックライトでダイビング中でもパッと情報が確認できます。

小型軽量設計:縦70×横60×厚さ23mm、重量は約104g。長時間着用していても疲れにくく、ストレスなく潜れます。

高所自動対応&淡水・塩水切り替え可能:周囲圧を20秒ごとにモニターし、アルゴリズムを自動調整します。加えて、淡水と塩水の切り替え可能なので、高地にある湖でのダイビングにも対応します。

製品概要

製品名:PUCK LITE
価格:¥50,000(税抜)
カラー展開:BKBK(ブラック)

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オプション

製品名:414818 PUCK バンジーマウント
価格:¥6,000(税抜)

ストラップをバンジーストラップに変更できる

製品名:969418 パックプロ4&ライト ディスプレイ プロテクター
価格:¥2,200(税抜)

ディスプレイを傷から守るプロテクター

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